鳩山郁子展
久しく会っていない、古い友人の展覧会に出かけました。鳩山郁子さんという漫画家でちょっとググッてみたらどっさり情報が出てきたのでびっくり。大正時代に建てられたという日本家屋のギャラリーの佇まいと、鳩山君(女性だけど)の繊細でどことなくレトロな世界観があいまって、日常を忘れさせる空間となっていました。しばらくは雰囲気に浸ってぼんやりしていましたが、実は重い某プロジェクト仮アップ直後に会社を抜け出して来たのです。本人にも会えぬままに、そそくさと会場を後にしました。
鳩山君は昔から独特な世界観の漫画を描いていて有名な人でしたが、本人は漫画というより、いつも古い小説を読んでいた印象があります。とても姿勢がよく、本を読んでいる様はその周りだけ空気が違っていて、ちょっとした絵画のようでした。
今いろいろサイトを見たところ、ギャラリーの庭には「水琴窟」なるものが存在していたらしいです。鳩山郁子ファンはよく知る単語らしい。ギャラリー自体もよい感じでした。また行ってみたいです。